外壁塗装は、外壁を塗るだけではなく、建物に付帯する設備等も塗装するのが基本です。
今回のマンションは外壁はモルタルですが、階段や屋根の一部、また配管等について鉄部がありますのでこちらは鉄部に最適な塗装を進めていく形となります。



もちろん最終的には上塗り塗料で綺麗に仕上げていくのですが、その前にやらなくてはいけないこと、それは「さび止め」です。
鉄ですから、水が大敵です。空気中の酸素と水が触れることで酸化反応が起きる、これがさびの発生のメカニズムなのですが、さびてしまえば鉄自体が劣化し、穴などをあけてしまうリスクがあるわけです。
穴が開いてしまえば、屋根も配管を役割を果たせませんし、手すりなどは劣化してベランダから落下なんてことになれば入居者だけではなく、近隣の方へもご迷惑をかけてしまいます。
ですので下塗りとしてさび止めを塗布していく形になるわけですね。
さび止めを塗布することで素材を保護してくれますので、水と酸素が触れ合うことを防いでくれます。結果としてさびの発生を抑制してくれるという働きがあるわけです。
ちなみに朱色の塗料がさび止め塗料なんです。こうした下処理もしたうえで仕上げ塗装に入っていきます!
