練馬区のマンションでベランダの防水工事が完了しました。ベランダの防水工事としては一般的なウレタン防水で施工しました。グレーのピカピカのトップコートが特徴的ですね。

ちなみにベランダ防水を施工する際は、まずは事前にベランダに置いてあるお荷物をお客様でどかしておいていただきます。ただエアコンの室外機はさすがにどかすことは難しいため、そのままにしておいていただき養生をしたうえで工事を進めさせていただく形となります。

ベランダ防水では大きく二つのことを行います。防水層の形成とトップコートの塗布ですね。
トップコートとは表面に塗られているグレーの塗料を指していますが、実はこの下にウレタン樹脂を複数回塗布することで形成したベランダ防水の最後の砦となる防水層が形成されています。
最後の砦と書いたのは、この防水層を突破されてしまうと躯体部分に水が浸入してくるため文字通り建物の寿命を守るための最後の砦なのです。ウレタン防水は、その最後の砦の表面にトップコートという塗料を塗ることで、防水層自体を水から守っています。
トップコート自体は紫外線を毎日受け続けることで劣化の進行が早く、およそ5年一度くらいの塗り替えが望ましいと言えます。そうした定期的なメンテナンスをすることで15年ほど防水寿命を維持することができるんです!
