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コーキングの乾燥時間と生活時の注意点

コーキング(シーリング)の乾燥には、大きく分けて「表面硬化」「皮膜硬化」「完全硬化」の3段階があり、それぞれに必要な時間は使用する素材によって異なります。

コーキング充填

まず、表面が触れる程度に乾くのを「表面硬化」
そして、塗料を重ねたり水に触れても問題ない状態となる「皮膜硬化」
最後は、深部まで乾燥して硬くなる段階で「完全硬化」といいます。

コーキング(シーリング)の素材によって乾燥時間が異なるのですが、完全硬化までには変性シリコンで3日程度、ウレタン系ではおおむね5〜7日程度で考えておいていただけるとよいかと思います。

もちろん季節や気温・湿度など周囲の施工環境によっては硬化に要する時間が大幅に変わるので、実際には現場監督や職人さんなどに尋ねてみていただくのが最も良いですよね。

生活するうえでの注意点は?

シーリング充填

では外壁塗装をした際に、完全硬化前にお客様にご注意いただきたいことなのですが、
「触れない」ということですね。

よくペンキ工事なんかのあとに、「ペンキ塗りたて!触らないで!」といった張り紙がされているのを見かけますが、まさにその通りで触らないということが一番大切になります。

触ってしまい指についてもきれいに洗えば問題ないのですが、ヘラできれいに仕上げされたコーキング部分を触ってしまうと指の跡がついてしまったり、へこんでしまったりと見た目部分でかなり残念なことになってしまいます。

もし小さなお子様がいる場合は、触れないようにお話しいただく。また大人の方でも好奇心で触ったりしないようにご注意くださいね!